258安打&100得点への道!
以下の内容は、ローさんがオリジナルツールでデータを解析し、
掲示板に投稿してくださったもののスペシャル編です。


○前半戦総括 掲示板No.[27531] 投稿日:2004/07/12(Mon)
前半戦が終了し、マリナーズは来季に向けたチームの再建に方向性が決まりました。ある意味、これからは消化試合が始まることになります。残念な気持ちもありますが、これで打てない主軸にこだわる必要がなくなったわけで、案外打線がつながるようになるかもしれません。イチロー選手の得点ペースが上がることに期待しています。まずは、オールスターで精神的にリフレッシュしてほしいですね。

さて、今回はスペシャルです。書く側も読む側も面倒なくらいの長文で( ; ゜Д゜)お届けします。

それでは、イチロー選手打撃成績計測ツール「イチローくん」、お願いします。

第14週成績:
  22打数8安打、打率0.364、3得点、1打点、1盗塁(失敗0)、出塁率0.391、長打率0.409、0HR
  得点圏で3打数1安打、ようやく完全休養、泥沼9連敗…

86試合消化時点で…
  2001年:382打数132安打、打率0.346、248安打ペース、200安打ペース+25本
  2002年:339打数122安打、打率0.360、229安打ペース、200安打ペース+15本
  2003年:360打数125安打、打率0.347、235安打ペース、200安打ペース+18本
  2004年:371打数119安打、打率0.321、224安打ペース、200安打ペース+12本

  2001年:75得点&41打点&28盗塁(失敗6)、141得点&77打点&52盗塁ペース
  2002年:65得点&28打点&22盗塁(失敗8)、122得点&52打点&41盗塁ペース
  2003年:63得点&27打点&23盗塁(失敗6)、118得点&50打点&43盗塁ペース
  2004年:45得点&31打点&21盗塁(失敗6)、 84得点&58打点&39盗塁ペース

  2001年:ヒット率88%(74/84)、マルチヒット率50%(42/84)、猛打賞率15%(13/84)
  2002年:ヒット率84%(70/83)、マルチヒット率45%(37/83)、猛打賞率17%(14/83)
  2003年:ヒット率83%(70/84)、マルチヒット率49%(41/84)、猛打賞率12%(10/84)
  2004年:ヒット率79%(63/80)、マルチヒット率45%(36/80)、猛打賞率14%(11/80)

安打ペースや盗塁ペースは例年に近いものの、打率は例年よりも3分ほど低く、得点も20点ほど低い折り返しとなってしまいました。(T_T)打数が例年と比べて多いですが、これは度重なる延長によるものです。弱体したブルペン陣がリードを守れなかったためですが、イチロー選手にとっては200安打達成への追い風となっているとも言えます。

打率は0.003アップ、安打ペースは変わらず、得点ペースは1ポイントダウン、盗塁ペースは1ポイントダウンです。得点ペースは80点台前半まで下がってしまい、チーム得点王もウィン選手に譲ってしまいました。ウィン選手が最近得点を稼いでいるのは、本塁打が多いためでもあります。イチロー選手にも、そろそろ本塁打がほしいところです。

安打数はトップと8本差の2位、打率はトップと0.045差の9位、盗塁はトップと17差の3位、得点はトップと28点差の42位です。得点は、とうとうESPNの画面で「NEXT」を押さなければならなくなりました。(T_T)
アリーグ打撃成績:
http://sports.espn.go.com/mlb/stats/batting?league=al
各項目でソートしてください。

オールスターが終わると、インディアンズ4連戦を皮切りに、地獄の18連戦が待っています。休みが少ないイチロー選手には過酷な日程ですが、200安打達成へ向けてエンジンを再点火してほしいです。もちろん、休暇も適度に取ってほしいですが…。

----------

スペシャルということで、6月末まで&前半戦81試合までの総括を。

まずは、前半後半の成績です(前半81試合、後半81試合)。
  2001年前半:361打数125安打、打率0.346、71得点、38打点、27盗塁、出塁率0.375、長打率0.463、4HR
  2001年後半:331打数117安打、打率0.353、56得点、31打点、29盗塁、出塁率0.388、長打率0.450、4HR
  2002年前半:323打数116安打、打率0.359、62得点、28打点、21盗塁、出塁率0.431、長打率0.467、2HR
  2002年後半:324打数 92安打、打率0.284、49得点、23打点、10盗塁、出塁率0.342、長打率0.382、6HR
  2003年前半:338打数115安打、打率0.340、59得点、26打点、21盗塁、出塁率0.379、長打率0.465、7HR
  2003年後半:341打数 97安打、打率0.285、52得点、36打点、13盗塁、出塁率0.325、長打率0.408、6HR
  2004年前半:354打数113安打、打率0.319、43得点、31打点、21盗塁、出塁率0.368、長打率0.398、3HR

例年、後半はほとんどの成績が落ちていますが、今年の後半は前半以上の成績を残さないと、高年俸だけに批判の的となりそうです。終盤に弱いというジンクスを吹き飛ばす活躍を期待しています。

月別の成績です。
4月成績:
  2001年(W20-L05):116打数39安打、打率0.336、17得点、11打点、 5盗塁、2HR
  2002年(W18-L08): 98打数31安打、打率0.316、15得点、11打点、 4盗塁、0HR
  2003年(W17-L10):111打数27安打、打率0.243、16得点、 5打点、 6盗塁、1HR
  2004年(W08-L15):102打数26安打、打率0.255、13得点、 6打点、 4盗塁、1HR
5月成績
  2001年(W20-L07):124打数47安打、打率0.379、29得点、14打点、12盗塁、0HR
  2002年(W16-L11):109打数44安打、打率0.404、26得点、11打点、11盗塁、0HR
  2003年(W19-L08):113打数44安打、打率0.389、24得点、15打点、 5盗塁、4HR
  2004年(W11-L16):125打数50安打、打率0.400、15得点、14打点、 7盗塁、2HR
6月成績
  2001年(W18-L09):115打数38安打、打率0.330、24得点、11打点、10盗塁、1HR
  2002年(W17-L11):116打数41安打、打率0.353、21得点、 6打点、 6盗塁、2HR
  2003年(W17-L10):114打数44安打、打率0.386、19得点、 6打点、10盗塁、2HR
  2004年(W13-L13):106打数29安打、打率0.274、11得点、 9打点、 8盗塁、0HR

過去3年とマリナーズの勝敗が完全に逆転しています。(T_T)4月は試合が少なく、打率が低い以外は特に悪い成績ではなかったのですが、5月の絶好調時に得点が稼げなかったのが痛いです。この時点で、すでにチームとしては機能していなかったことが分かります。6月に成績が落ちたのは、強行日程&延長試合が続いて、全く休暇を与えなかったツケが来たのでしょうね。監督やコーチは十分反省して、オールスター直後の18連戦では、どこかでイチロー選手に休養を与えてほしいです。

今年の週別成績です。
  第01週:27打数 9安打、打率0.333、4得点、3打点、0盗塁、0HR
  第02週:28打数 8安打、打率0.286、2得点、0打点、2盗塁、0HR
  第03週:29打数 7安打、打率0.241、4得点、1打点、1盗塁、0HR
  第04週:27打数 6安打、打率0.222、6得点、4打点、2盗塁、1HR
  第05週:28打数11安打、打率0.393、1得点、1打点、1盗塁、0HR
  第06週:28打数12安打、打率0.429、4得点、2打点、1盗塁、0HR
  第07週:24打数 9安打、打率0.375、4得点、3打点、0盗塁、1HR
  第08週:32打数11安打、打率0.344、2得点、5打点、3盗塁、1HR
  第09週:24打数11安打、打率0.458、6得点、3打点、4盗塁、0HR
  第10週:23打数 6安打、打率0.261、2得点、0打点、1盗塁、0HR
  第11週:23打数 7安打、打率0.304、1得点、1打点、3盗塁、0HR
  第12週:27打数 5安打、打率0.185、2得点、4打点、0盗塁、0HR
  第13週:29打数 9安打、打率0.310、4得点、3打点、2盗塁、0HR
  第14週:22打数 8安打、打率0.364、3得点、1打点、1盗塁、0HR
(以上、86試合目まで)

4月後半、6月後半と、2度のスランプがありました。現在、打率は復調傾向にありますが、盗塁ペース、得点ペースが伸び悩んでいるのが気になります(100得点達成のために必要な週間得点数は4得点)。本塁打がここ最近出ていないので、後半戦は長打も見たいですね。

前半戦の、チーム別対戦成績です。
  0.500(18打数 9安打):ブルージェイズ
  0.462(26打数12安打):ヤンキース
  0.375(16打数 6安打):インディアンズ
  0.367(30打数11安打):ツインズ
  0.364(11打数 4安打):ホワイトソックス
  0.364(11打数 4安打):ブリュワーズ
  0.346(26打数 9安打):タイガース
  0.333(30打数10安打):アスレチックス
  0.313(16打数 5安打):レッドソックス
  0.300(10打数 3安打):エクスポズ
  0.276(58打数16安打):レンジャーズ
  0.273(11打数 3安打):カージナルズ
  0.250(12打数 3安打):パイレーツ
  0.240(25打数 6安打):オリオールズ
  0.231(13打数 3安打):パドレス
  0.231(13打数 3安打):アストロズ
  0.214(28打数 6安打):エンジェルズ

エンジェルズは昨年もイチロー選手を打率0.244に抑え、イチロー選手の攻略法を見つけたと噂が立ったことがあります。後半戦では打ちまくって、ギャフンと言わせたいですね。

月別の得点圏打率です。
  4月:得点圏打率0.250(20打数 5安打)
  5月:得点圏打率0.522(23打数12安打)
  6月:得点圏打率0.190(21打数 4安打)

5月の好調、6月の不調が際立ちます。ちなみに7月は、ここまで5打数2安打です。

前半戦の盗塁詳細です。
  2001年:二盗19(失敗5)、三盗8(失敗1)、本盗0(失敗0)
  2002年:二盗14(失敗7)、三盗7(失敗0)、本盗0(失敗1)
  2003年:二盗14(失敗3)、三盗7(失敗1)、本盗0(失敗0)
  2004年:二盗20(失敗4)、三盗1(失敗2)、本盗0(失敗0)

盗塁失敗にはエンドランミスが含まれます。今年は三盗が非常に少ないです。今年の得点が伸びない理由の1つです。後半は三盗も積極的に狙ってほしいです。

前半戦の打席別打率です。
  2001年:第1打席…0.256、第2…0.405、第3…0.352、第4…0.417、第5以降…0.303、
  2002年:第1打席…0.333、第2…0.314、第3…0.324、第4…0.444、第5以降…0.400、
  2003年:第1打席…0.382、第2…0.472、第3…0.365、第4…0.232、第5以降…0.191

  2004年:第1打席…0.320、第2…0.256、第3…0.333、第4…0.293、第5以降…0.426

シーズン開幕当初から17試合無安打(26試合目までで1安打)だった「魔の第2打席」は、何とか2割5分まで持ち直してきました。第5打席以降は勝負強く、クローザーから意地のヒットが多く見られました。

前半戦の曜日別成績です。
  日:58打数18安打、打率0.310、10得点、 6打点、3盗塁、0HR
  月:19打数 8安打、打率0.421、 1得点、 1打点、2盗塁、0HR
  火:64打数16安打、打率0.250、 6得点、 3打点、4盗塁、0HR
  水:54打数18安打、打率0.333、 4盗塁、 6打点、4盗塁、1HR
  木:52打数14安打、打率0.269、 8得点、 8打点、1盗塁、1HR
  金:57打数19安打、打率0.333、 7得点、 5打点、3盗塁、1HR
  土:50打数20安打、打率0.400、 7得点、 2打点、4盗塁、0HR

開幕当初、4週連続無安打だった「魔の木曜日」は、同じく克服しつつあります。ところで、これを見ても分かるように、イチロー選手を休ませるなら火曜日か木曜日なのです。打率4割の土曜日に休暇を与えるなど愚の骨頂です。誰か、ポストゲームショーでメルビン監督に進言してくださ Σ(゜Д゜(○=(-_-;) 電波トンデルゾ

前半戦の対左腕・対右腕成績です。
  対左腕: 99打数34安打、打率0.343、出塁率0.416、長打率0.475
  対右腕:255打数79安打、打率0.310、出塁率0.348、長打率0.369

通算成績でも同じことが言えますが、イチロー選手は左腕相手の方が良く打っているし、長打も期待できます。ゴロ併殺打も打ちません。左腕相手だから休暇を与えるなど愚の骨頂です。誰か、ポストゲームショーでメルビン監督に進言してくださ Σ(゜Д゜(○=(-_-;) コピペヤメロ

前半戦の、勝った試合と負けた試合の成績比較です。
  2001年(60勝):263打数100安打(打率0.380)、61得点、31打点、22盗塁(失敗5)
  2001年(21敗): 98打数 25安打(打率0.255)、10得点、 7打点、 5盗塁(失敗1)
  2002年(51勝):209打数 74安打(打率0.354)、47得点、21打点、12盗塁(失敗4)
  2002年(30敗):114打数 42安打(打率0.368)、15得点、 7打点、 9盗塁(失敗4)
  2003年(53勝):226打数 83安打(打率0.367)、50得点、23打点、16盗塁(失敗3)
  2003年(28敗):112打数 32安打(打率0.286)、 9得点、 3打点、 5盗塁(失敗1)
  2004年(33勝):147打数 56安打(打率0.381)、25得点、15打点、15盗塁(失敗2)
  2004年(48敗):207打数 57安打(打率0.275)、18得点、16打点、 6盗塁(失敗4)

勝った日と負けた日の打率を見ると、イチロー選手頼みのチーム状況には変わりありませんが、今年はイチロー選手が打っても勝てないですね…。ただ、イチロー選手が盗塁を決めた日は勝率が良いです。また、イチロー選手が本塁打を打った試合、死球を受けた試合は必ず勝っています。後半戦は、全試合で本塁打をよろしくお願いします。(*´▽`*)

最後に、後半戦の展望です。今年前半戦の成績と、過去3年の前半後半の成績比率から、イチロー選手の今年後半をシミュレートしてみました。

  2004年後半:345打数 97安打、打率0.281、35得点、30打点、16盗塁
  2004年最終:699打数210安打、打率0.300、78得点、61打点、37盗塁

この成績は、今年も終盤にスランプが来た場合の予想値です。イチロー選手としては寂しい成績になってしまいました。(T_T)去年は期待を持たせる予想をして、終盤に精神的ダメージが大きかったので、今年は予防線を張っておくことにしました。
今年前半の数値をベースにしていますが、実際には、前半ほどの延長試合はなくなるでしょうし、若手起用でイチロー選手が休養する機会も増えると思われます。200安打達成のためには、前半以上の成績が必要です。今年は、スランプとは無縁の後半戦であってほしいです。頑張れイチロー選手!


○シーズン総括 掲示板No.[31093] 投稿日:2004/10/04(Mon)
今回はシーズン総括ということで、うんざりするほどスペシャルで(´Д`)お送りします。

長く険しい道でした。その険しさに、イチロー選手は何度も足が止まり、その度にファンは溜息をつきました。もう無理だと諦める人もいました。しかし、イチロー選手は一歩一歩足を進め、258安打の道も、100得点への道も踏破したのです!
258安打への道を踏破した時、素晴らしい景色が広がっていましたが、もう目の前には道はありませんでした。今度は、イチロー選手が歩んだ所が道となるのです。こうやって、伝説は受け継がれていくのですね…。(T▽T)

ちょっとしんみりしてしまいました。
それでは、イチロー選手打撃成績計測ツール「イチローくん」、お願いします。

第26週成績:
  31打数11安打、打率0.355、3得点、1打点、1盗塁(失敗0)、出塁率0.394、長打率0.387、0HR
  得点圏で3打数1安打、4年連続100得点達成、セーフコ歓喜と涙、コミッショナー表彰
  首位打者奪還、リーグ最多安打、リーグ最多敬遠
  シーズン最多安打記録更新(262安打)、4年最多安打記録更新(924安打)

シーズン最終成績:
  2001年:692打数242安打、打率0.350、127得点、69打点、56盗塁(失敗14)
  2002年:647打数208安打、打率0.321、111得点、51打点、31盗塁(失敗15)
  2003年:679打数212安打、打率0.312、111得点、62打点、34盗塁(失敗 8)
  2004年:704打数262安打、打率0.372、101得点、60打点、36盗塁(失敗11)

  2001年:ヒット率86%(135/157)、マルチヒット率48%(75/157)、猛打賞率17%(26/157)
  2002年:ヒット率80%(125/156)、マルチヒット率40%(63/156)、猛打賞率12%(19/156)
  2003年:ヒット率78%(124/159)、マルチヒット率42%(66/159)、猛打賞率11%(17/159)
  2004年:ヒット率83%(134/161)、マルチヒット率50%(80/161)、猛打賞率21%(34/161)

祝!258安打&100得点達成!!ミッションコンプリート!!! \(^▽^)/
マルチヒット率も四捨五入ながら50%の大台に乗りました。猛打賞率も20%を突破!今年は、例年にも増して固め打ちが目立ちました。ヒット1本で物足りなさを感じる人がいたり、猛打依存症の人が出たりしたのも頷けます。安打試合と打数は、メジャー記録にあと1足りませんでした。惜しかったです。

打率は0.001ダウン、安打ペースは変わらず、得点ペースは1ポイントダウンで終わりました。かなりのプレッシャーで、今週前半はイチロー選手のバットも湿り気味でした。しかし、その結果、ホームでのあの感動的なシーンを生むのですから、分からないものです。

安打数はヤング選手に46本差をつけてトップ、打率はモーラ選手に0.032差をつけてトップ、盗塁はトップと23差の2位。得点はトップと23点差の17位でシーズン終了です。
アリーグ打撃成績:
http://sports.espn.go.com/mlb/stats/batting?league=al
各項目でソートしてください。

今シーズンは、最多安打がかかっていたこともあり、休養はわずか1試合でした。ゆっくり体を休めて、来季に備えてほしいです。

----------

ここからは、シーズン後半戦の成績を一挙公開です。
まずは、前回のスペシャル(過去ログ18、No.27531)で取り上げた、前半後半の成績です。
  2001年前半:361打数125安打、打率0.346、71得点、38打点、27盗塁、出塁率0.375、長打率0.463、4HR
  2001年後半:331打数117安打、打率0.353、56得点、31打点、29盗塁、出塁率0.388、長打率0.450、4HR
  2002年前半:323打数116安打、打率0.359、62得点、28打点、21盗塁、出塁率0.431、長打率0.467、2HR
  2002年後半:324打数 92安打、打率0.284、49得点、23打点、10盗塁、出塁率0.342、長打率0.382、6HR
  2003年前半:338打数115安打、打率0.340、59得点、26打点、21盗塁、出塁率0.379、長打率0.465、7HR
  2003年後半:341打数 97安打、打率0.285、52得点、36打点、13盗塁、出塁率0.325、長打率0.408、6HR
  2004年前半:354打数113安打、打率0.319、43得点、31打点、21盗塁、出塁率0.368、長打率0.398、3HR
  2004年後半:350打数149安打、打率0.426、58得点、29打点、15盗塁、出塁率0.462、長打率0.511、5HR

後半戦凄すぎ!(゜д゜;)
前回のスペシャルで、過去3年の前半・後半成績からシミュレートした、2004年後半戦の予想成績と比較してみましょう。
  予想:345打数 97安打、打率0.281、35得点、30打点、16盗塁
  実際:350打数149安打、打率0.426、58得点、29打点、15盗塁
打点・盗塁はシミュレーション通りでした。後半に盗塁数が減るのは、やはり疲労でしょうか?…とすると、後半にピークを持っていったというよりは、何かに目覚めて飛躍的にヒットが打てるようになったと思える成績の変化です。イチロー選手のコメントが楽しみです。

月別の成績です。
7月成績:
  2001年(W18-L09):112打数30安打、打率0.268、18得点、12打点、 9盗塁(失敗2)、3HR
  2002年(W15-L12):106打数34安打、打率0.321、13得点、 7打点、 4盗塁(失敗3)、4HR
  2003年(W13-L14):111打数38安打、打率0.342、19得点、11打点、 6盗塁(失敗2)、3HR
  2004年(W08-L19):118打数51安打、打率0.432、23得点、 7打点、 7盗塁(失敗2)、1HR
8月成績:
  2001年(W20-L09):119打数51安打、打率0.429、20得点、17打点、 6盗塁(失敗5)、0HR
  2002年(W13-L15):117打数33安打、打率0.282、19得点、 9打点、 2盗塁(失敗1)、0HR
  2003年(W14-L15):120打数29安打、打率0.242、20得点、12打点、 3盗塁(失敗1)、1HR
  2004年(W11-L17):121打数56安打、打率0.463、21得点、15打点、 4盗塁(失敗2)、4HR
9月以降成績:
  2001年(W20-L07):106打数37安打、打率0.349、19得点、 4打点、14盗塁(失敗1)、2HR
  2002年(W14-L12):101打数25安打、打率0.248、17得点、 7打点、 4盗塁(失敗3)、2HR
  2003年(W13-L12):110打数30安打、打率0.273、13得点、13打点、 4盗塁(失敗1)、2HR
  2004年(W13-L18):132打数50安打、打率0.379、18得点、 9打点、 6盗塁(失敗1)、0HR
本当に後半戦は素晴らしい活躍でした。最後の方はチームとして頑張った印象がありましたが、結果だけを見ると、今年のマリナーズは最初から最後までダメでした。ただ、ウィン選手やイバニエス選手など、打線は前半よりも復調して、イチロー選手の得点効率は上がりました。10月の3試合も含めると、9月以降はちょうど50安打となりますが、これはどのように扱われるのでしょうね?

今年後半の週別成績です。
  第14週:22打数 8安打、打率0.364、3得点、1打点、1盗塁、出塁率0.391、長打率0.409、0HR
  第15週:16打数 5安打、打率0.313、1得点、2打点、0盗塁、出塁率0.353、長打率0.313、0HR
  第16週:33打数16安打、打率0.485、8得点、1打点、5盗塁、出塁率0.500、長打率0.515、0HR
  第17週:36打数18安打、打率0.500、8得点、2打点、0盗塁、出塁率0.526、長打率0.611、1HR
  第18週:31打数16安打、打率0.516、4得点、2打点、0盗塁、出塁率0.531、長打率0.710, 0HR
  第19週:24打数11安打、打率0.458、4得点、1打点、2盗塁、出塁率0.500、長打率0.583、1HR
  第20週:21打数12安打、打率0.571、5得点、7打点、1盗塁、出塁率0.609、長打率0.857、1HR
  第21週:35打数12安打、打率0.343、8得点、3打点、1盗塁、出塁率0.378、長打率0.514、2HR
  第22週:26打数15安打、打率0.577、6得点、5打点、2盗塁、出塁率0.571、長打率0.615、0HR
  第23週:25打数 7安打、打率0.280、1得点、0打点、2盗塁、出塁率0.308、長打率0.280、0HR
  第24週:27打数 5安打、打率0.185、1得点、1打点、0盗塁、出塁率0.313、長打率0.222、0HR
  第25週:28打数15安打、打率0.536、7得点、4打点、1盗塁、出塁率0.576、長打率0.536、0HR
  第26週:31打数11安打、打率0.355、3得点、1打点、1盗塁、出塁率0.394、長打率0.387、0HR
あまりに凄すぎて、打率3割台が調子悪く見えてしまいます。(^_^;)9月中旬にミニスランプになりましたが、よく乗り越えました。第25週の大爆発がなければ、258安打も100得点も達成できませんでした。

後半戦の、チーム別対戦成績です。
  0.818(11打数 9安打):オリオールズ
  0.538(13打数 7安打):ツインズ
  0.500(28打数14安打):ロイヤルズ
  0.500(22打数11安打):ブルージェイズ
  0.500(16打数 8安打):タイガース
  0.476(21打数10安打):ホワイトソックス
  0.431(65打数28安打):エンジェルズ
  0.396(53打数21安打):アスレチックス
  0.385(26打数10安打):レッドソックス
  0.370(27打数10安打):レンジャーズ
  0.364(11打数 4安打):ヤンキース
  0.320(25打数 8安打):インディアンズ
  0.281(32打数 9安打):デビルレイズ
デビルレイズが今シーズン、唯一イチロー選手を2割台に抑えたアリーグのチームとなりましたが、単にイチロー選手の調子が悪かった時に対戦しただけです。前半戦で対戦成績が悪かったエンジェルズ、オリオールズにも見事リベンジ成功!苦手と言われたレンジャーズにもちゃんと仕返ししています。イチロー選手の攻略法?何ですか、それ?

後半戦の、得点圏での成績です。
  7月:得点圏打率0.471(17打数8安打)
  8月:得点圏打率0.412(17打数7安打)
  9〜:得点圏打率0.391(23打数9安打)
4月、6月は得点圏打率も振るいませんでしたが、後半戦は得点圏でもキッチリと仕事をしました。なお、今年の打率は0.37216、得点圏打率は0.37190と、初めて得点圏打率の方が低くなりました。それでも十分に素晴らしい数字です。

後半戦の盗塁詳細です。
  2001年:二盗23(失敗7)、三盗6(失敗1)、本盗0(失敗0)
  2002年:二盗 8(失敗5)、三盗2(失敗2)、本盗0(失敗0)
  2003年:二盗 8(失敗3)、三盗5(失敗1)、本盗0(失敗0)
  2004年:二盗13(失敗3)、三盗2(失敗2)、本盗0(失敗0)
盗塁失敗にはエンドランミスも含まれます。今年はシーズンを通して三盗が少なかったです。クロフォード選手と盗塁数を争うためには、三盗も多く成功させる必要があります。イチロー選手は盗塁王を狙っていないかもしれませんが、来シーズンはもっと多くの盗塁も見たいです。

後半戦の打席別成績です。
  2001年:第1打席…0.286、第2…0.406、第3…0.333、第4…0.394、第5以降…0.362
  2002年:第1打席…0.282、第2…0.286、第3…0.319、第4…0.324、第5以降…0.163
  2003年:第1打席…0.197、第2…0.192、第3…0.311、第4…0.426、第5以降…0.320
  2004年:第1打席…0.382、第2…0.466、第3…0.403、第4…0.500、第5以降…0.373
前半戦の「魔の第2打席」も完全に克服!イチロー選手の好不調のバロメータは、第1、第2打席で打てるかどうかにありそうです。第4打席の打率5割は驚異的ですね。対戦投手はさぞかし嫌だったと思います。

後半戦の曜日別成績です。
  日:55打数22安打、打率0.400、 8得点、4打点、2盗塁、2HR
  月:30打数11安打、打率0.367、 2得点、1打点、1盗塁、0HR
  火:47打数31安打、打率0.660、 9得点、8打点、4盗塁、1HR
  水:49打数22安打、打率0.449、 8得点、1打点、2盗塁、0HR
  木:51打数21安打、打率0.412、 7得点、5打点、2盗塁、1HR
  金:52打数16安打、打率0.308、 9得点、2打点、2盗塁、0HR
  土:66打数26安打、打率0.394、15得点、8打点、2盗塁、1HR
「魔の木曜日」も見事克服しました。火曜日の打率0.660は、本当に打率なのでしょうか?(^_^;)前半戦の打率0.250とは別人です。土曜日は、打率こそ他の曜日ほど良くないものの、得点効率が非常に良いようです。マリナーズのフロントは土曜日のラインナップを至急調査!来季に活かしてくださΣ(゜Д゜(○=(-_-;) 落チツケ

後半戦の、対左腕・対右腕成績です。
  対左腕:109打数50安打、打率0.459、出塁率0.473、長打率0.578
  対右腕:241打数99安打、打率0.411、出塁率0.457、長打率0.481
前回のスペシャルでも述べましたが、イチロー選手は左腕の方が強く、長打も多く打っています。後半の敬遠数では左腕が1、右腕が12となっていますが、各チームとも調査不足です。…マリナーズを含めて。(-_-;)
なお、8月26日のロイヤルズ戦で、対左腕通算2個目のゴロ併殺打を打ちました。アンダーソン投手、おめでとう(?)。

後半戦の、勝った試合と負けた試合の成績比較です。
  2001年(56勝):231打数94安打(打率0.407)、50得点、27打点、26盗塁(失敗5)、出塁率0.441
  2001年(25敗):100打数23安打(打率0.230)、 6得点、 4打点、 3盗塁(失敗3)、出塁率0.264
  2002年(42勝):172打数50安打(打率0.291)、27得点、16打点、 6盗塁(失敗2)、出塁率0.356
  2002年(39敗):152打数42安打(打率0.276)、22得点、 7打点、 4盗塁(失敗5)、出塁率0.325
  2003年(40勝):183打数60安打(打率0.328)、39得点、35打点、 7盗塁(失敗1)、出塁率0.367
  2003年(41敗):158打数37安打(打率0.234)、13得点、 1打点、 6盗塁(失敗3)、出塁率0.275
  2004年(30勝):134打数69安打(打率0.515)、28得点、17打点、 4盗塁(失敗2)、出塁率0.545
  2004年(52敗):216打数80安打(打率0.370)、30得点、12打点、11盗塁(失敗3)、出塁率0.409
後半は、イチロー選手が走っても後続が返してくれませんでした。(T_T)結局今年のマリナーズも、イチロー選手が打点をあげなければ勝てなかったようです。勝てた試合ではイチロー選手の得点効率が良いので、如何にイチロー選手を活かす中軸打者を得るかが、マリナーズのオフの課題となりそうです。それにしても、勝った試合の打率0.515は神がかっていますね…。(゜д゜;)

----------

シーズンを通してのデータは、ESPNのデータを参照してください。
http://sports.espn.go.com/mlb/players/splits?statsId=6615
ESPNに載っていないデータを挙げることにします。

シーズンを通した、打席別成績です。
  第1打席:打率0.351、出塁率0.391、長打率0.483、3HR( 50.3打数/HR)、13三振(11.6打数/三振)
  第2打席:打率0.358、出塁率0.394、長打率0.417、1HR(151.0打数/HR)、13三振(11.6打数/三振)
  第3打席:打率0.368、出塁率0.415、長打率0.424、0HR(  0.0打数/HR)、12三振(12.0打数/三振)
  第4打席:打率0.393、出塁率0.429、長打率0.455、2HR( 72.5打数/HR)、10三振(14.5打数/三振)
  第5以降:打率0.398、出塁率0.496、長打率0.602、2HR( 56.5打数/HR)、14三振(12.4打数/三振)
まんべんなく良い成績で、集中力は最初から最後まで途切れていません。しかも、試合が進むにつれ、より集中力が高まっています。投手が敬遠するのも無理はありません。

勝った試合と負けた試合の成績比較です。
  勝ち(63試合):281打数125安打、打率0.445、53得点、32打点、19盗塁、出塁率0.482、長打率0.573
  負け(99試合):423打数137安打、打率0.324、48得点、28打点、17盗塁、出塁率0.369、長打率0.376
去年は、イチロー選手が打点をあげるかどうかが勝敗を左右していました。今年はイチロー選手が頑張っても勝てないという、さらにひどい状態です。来年は、イチロー選手に依存しない、中軸に力を入れたチーム作りをしてほしいです。

曜日別成績です。
  日:113打数40安打、打率0.354、18得点、10打点、5盗塁、出塁率0.397、長打率0.451、2HR、12三振
  月: 49打数19安打、打率0.388、 3得点、 2打点、3盗塁、出塁率0.434、長打率0.408、0HR、 2三振
  火:111打数47安打、打率0.423、15得点、11打点、8盗塁、出塁率0.458、長打率0.486、1HR、 9三振
  水:103打数40安打、打率0.388、12得点、 7打点、6盗塁、出塁率0.452、長打率0.476、1HR、11三振
  木:103打数35安打、打率0.340、15得点、13打点、3盗塁、出塁率0.387、長打率0.466、2HR、10三振
  金:109打数35安打、打率0.321、16得点、 7打点、5盗塁、出塁率0.350、長打率0.376、1HR、 6三振
  土:116打数46安打、打率0.397、22得点、10打点、6盗塁、出塁率0.432、長打率0.491、1HR、12三振
金曜日の打率・長打率が低いのを除くと、まんべんなく良い成績です。メジャー通算でも全ての曜日で打率0.320以上打っていますが、木曜・金曜は相性が悪いのか、木曜日が打率0.3236、金曜日が打率0.3235と一番低くなっています。週の中盤は、一番疲れが溜まるのかもしれません。フロントには、木曜または金曜にエース級の右腕投手が先発した時を見計らって、休養を与えるようにしてほしいでΣ(´д`(O=(-_-;)

「200安打&100得点の道!」および「258安打&100得点への道!」も、今回が最終回となります。シーズン通しておつきあいくださった皆さん、お疲れ様でした。
来シーズンも可能であれば、また「200安打&100得点」を追いかけたいと思います。その時はまた、よろしくお願いします。m(_ _)m